全日空がすずらんプレゼント 日赤和歌山医療センターの入院患者に

航空大手の全日空は、きょう(21日)全国の日赤病院や関連施設に、北海道産のすずらんの切り花や、花の香りがする栞()(しおり)をプレゼントしました。

セレモニーでの記念撮影(5月21日・日赤和歌山医療センター)

これは、全日空が「しあわせ」の花言葉を持つすずらんをプレゼントすることで、多くの入院患者に幸せな気持ちを届けようと、1956年から毎年続けている社会貢献活動です。

このうち和歌山県では、和歌山市の日赤和歌山医療センターの病棟に、全日空・関西空港支店の白木亜紀(しらき・あき)()支店長や客室乗務員の中谷波月(なかたに・はづき)()さん、グランドハンドリングスタッフの新岡宗太()(にいおか・そうた)さんらが訪れ、入院患者に北海道産のすずらんの切り花や、こすると花の香りが漂うすずらんの栞()をプレゼントしました。

すずらんの栞をプレゼントする客室乗務員の中谷波月さん

産科病棟に入院中で生後間もない女の子を抱いた母親は「とても良い香りで癒やされます」と笑顔で答えました。

すずらんの栞をプレゼントされる小児病棟の5歳の児童

小児病棟に入院している5歳の男の子は「いいにおいです。もらえて良かったです」と話していました。

全日空関西空港支店の白木支店長(左)と日赤和歌山医療センターの山下院長(右)

全日空・関西空港支店の白木支店長は「皆さんに幸せが届くよう、笑顔あふれる瞬間が訪れるよう心を込めて贈ります。この取組みが来年70回目を迎えるので、この伝統が今後も続くよう、空の安全に努めてまいります」とあいさつしました。

こすると花の香りが漂うすずらんの栞

きょう、日赤和歌山医療センターには、すずらんの切り花50個と栞500枚が贈られ、入院患者に笑顔をもたらしました。

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