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トッテナムは5月22日、親善試合でニューカッスルと戦う。この一戦を前に、キャプテンのソン・フンミンとアンジェ・ポステコグルー監督が、開催地のメルボリンで会見に出席した。英紙『football.london』がコメントを伝えている。
ダブルエースを担っていたハリー・ケインが抜けた今季、31歳の韓国代表FWは左ウイングとCFでプレー。どちらもハイレベルにこなし、プレミアリーグ17ゴール・10アシストをマークしたなか、「将来的にどのポジションを希望している? あるいは最終的に行き着くと思うポジションは?」と問われると、冗談交じりにこう語った。
「どこでも構わないよ(笑)。それは監督の判断だし、どのポジションでも準備するよ。だからもしキーパーとして起用されたら、キーパーをやるつもりだよ」
トッテナムはプレミアリーグ最終節の翌日に、ポステコグルー監督の母国に出発。さらにこの先代表戦も控えており、シーズンとシーズンの間にオフを取れる期間はわずかなだけに、「メルボルン滞在中に何かしたいことはある?」と訊かれた際には、思わず本音を覗かせた。
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「友達がこっちにいて、僕に会いたがっているんだ。彼は今シーズンにメルボルンに移籍したんだ。ここでまた会うのもいいかもしれないね。でも今シーズン最後の試合だし、試合が終わったら僕もできるだけ早く帰りたい。少しでも会えるチャンスがあれば嬉しいけどね」
ちなみにその友人とは、ハンブルク時代に共闘したトルガイ・アルスランだ。アンダー世代のドイツ代表歴を持つ33歳のMFで、現在はメルボルン・シティで活躍。アジア・チャンピオンズリーグのヴァンフォーレ甲府戦でもゴールを奪っている。
ソン・フンミンにとって「親友の1人」であるようだが、足早な帰国の前に再会を果たすのだろうか。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部