「風俗店で稼いだ金をボーイズバーに通い浪費 生活苦から育てられないと考えた」押し入れから3人の赤ちゃんが遺体で見つかった事件で第2子を殺害した容疑で母親を再逮捕【香川】

今年2月、香川県高松市で自宅の押し入れから3人の赤ちゃんが遺体で見つかり、この遺体を遺棄したとして母親が逮捕、起訴されている事件です。3人のうち第2子について殺害した疑いが強まったとして、警察は母親を再逮捕しました。

殺人容疑で再逮捕されたのは現在、死体遺棄罪で公判中の母親です。警察によりますと母親は、2020年4月下旬ごろ、生まれてまもない2人目の男の子を自宅で殺害した疑いが持たれています。

本人のスマートフォンに殺害方法に関する検索履歴や生前の男の子とみられる画像が残っていたことなどから殺人の疑いが強まったということで、調べに対し「私が赤ちゃんの命を奪いました」などと容疑を認めています。

また動機については「生活苦から育てられないと考えた」と話していて、当時働いていた風俗店で稼いだ金をボーイズバーに通い浪費していた、といった主旨の供述をしているということです。

警察は第1子と第3子についても死亡した経緯を調べています。

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