大谷翔平が4試合連続安打もシャットアウト負けで連敗のドジャース「リセットしなければならない」と指揮官

スター軍団が今季3度目の零封負けだ。

現地5月22日、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平は、本拠地ドジャースタジアムで行なわれた13連戦ラストのアリゾナ・ダイヤモンドバックス戦に「2番・DH」として先発出場し、4打数1安打。4試合連続安打をマークするも、チームは0対6のシャットアウト負けで2連敗、3カードぶりの負け越しをくらった。

この日は、ダイヤモンドバックスの小刻みな継投の前に打線が沈黙。第1打席でレフト前ヒットを放った大谷も、3回1死二塁の第2打席は二ゴロ、5回無死一、二塁の第3打席は中飛に倒れ、得点圏のチャンスを活かせなかった。ドジャースが完封負けを喫するのは、現地5月12日の敵地サンディエゴ・パドレス戦以来だ。

試合後には、地元放送局『SportsNet LA』が公式Xを更新し、ドジャースを率いるデーブ・ロバーツ監督の会見動画を掲載。「好機がいくつかあったが、それをものにできなかった」と内容を振り返り、休養日を挟んで現地24日に行なわれるシンシナティ・レッズ戦に向けては、「リセットしなければならない」と話している。

さらに、「ここ数試合は、良いプレーができていない」と指摘したロバーツ監督は、「バットが振れず、シリーズを落とした。これも我々にとって良い伸びしろだと思う」と前向きにコメント。「試合のあらゆる面で、もっと上手くできるはずだったことが多いのは確かだ」と話しており、今後に向けて気を引き締めていた。

なお現在、ドジャースの貯金は「14」。同地区2位のパドレスに7ゲーム差をつけ、首位を独走している。

構成●THE DIGEST編集部

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