GX産業に特化、国の脱炭素方針に合致 金融・資産運用特区に北海道・札幌市

 政府が金融・資産運用特区に道・札幌市を選定する方針を固めたのは、GX(グリーントランスフォーメーション)産業に特化した提案が、脱炭素社会の実現を重視する国の方針に合致したためだ。政府は10年間で官民合わせ150兆円超のGX投資が必要とみており、最大40兆円規模の投資を目指す道・札幌市の果たす役割は大きい。今後は構想の実効性が問われることになる。

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