久慈30.3度の真夏日、全国5番目の高さ

真夏日となった久慈市では、木陰が設けられた遊具で遊ぶ子どもたちの姿が見られた=23日午後4時すぎ

 北奥羽地方は23日、高気圧に覆われ、気温がぐんぐんと上昇した。青森地方気象台によると、青森県内の全23観測地点のうち、11地点で今年最高を観測し、17地点で25度を超える夏日となった。岩手県内でも気温が上がり、久慈では全国で5番目に高い30.3度の真夏日を記録した。

 同日、青森県南地方では三戸29.4度、三沢29.3度、八戸29.2度の最高気温をそれぞれ観測した。

 岩手県内は、釜石や普代など4地点で最高気温が30度を超えた。このうち、久慈市の幼保連携型認定こども園久慈幼稚園では、同日午後、園児たちが遊具や砂場で元気いっぱいに遊ぶ姿が見られた。

 田髙美恵子園長は「園では多くの遊具を木陰に設けている。遊んでいる子どもたちにとっては、吹き抜ける風も気持ちよいのでは」と話していた。

【全文】

© 株式会社デーリー東北新聞社