「初めて食べた、こんなにおいしいトマト」 20食限定 学校の畑で作った野菜を使った地産地消の“高校生レストラン”

愛媛県西条市のホテルで、地元の野菜などを使った1日限定のレストランがオープンしました。シェフを務めたのは高校生です。

西条市にある「ITOMACHIHOTEL0」。

「省エネ」と太陽光パネルでの「創エネ」によって、実質的なエネルギーの消費量ゼロを掲げるエコなホテルとして注目を集めています。

こちらに24日、1日限定でオープンしたのが、西条農業の生徒による「高校生レストラン」です。

生徒たちはおよそ2か月かけて準備を行い、「地産地消」をテーマに学校の畑で育てた野菜などを使って6品を完成させました。

メインディッシュは「かぶの肉詰め」。和風出汁で食べる優しい味わいが特徴です。

そしてデザートは生地にホウレンソウを混ぜ込んだシフォンケーキ。地元・西条産のイチゴソースも添えました。

メニューは20食限定で、レストランを訪れた客は、高校生の手掛けた特別なランチを堪能するとともに、その完成度に感心していました。

(訪れた客)
「優しくてほっとする味ですね」
「初めて食べた、こんなにおいしいトマト」
「今後もこういうことで続けてもらったらいいと思いますね」

(男子生徒)
「みなさん『おいしい』と言って食べてくれて、よかったと思います」

(女子生徒)
「めっちゃ楽しいです、(お客さんが)笑顔になってくれているのが、すごくうれしかったです」

学校では今後もホテルとコラボしたレストランの開催を計画していて、高校生シェフの活躍が期待されます。

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