日高地方のウメの着果、平年の4割程度/和歌山県

和歌山県・日高地方のウメの着果状況について県やJAなどでつくる日高果樹技術者協議会が調べたところ、過去10年間の平均の40パーセント程度であることがわかりました。果実の肥大状況は平年よりやや大きめです。

調査は協議会のメンバーが今月21日と22日の2日間、みなべ町や印南町など日高郡内の118か所で実施し、平均的な樹木を選んで梅の生育状況を調べました。ウメの着果状況は過去10年間の平均の40パーセント程度でした。特に代表産地のみなべ町と印南町では、ウメの着果数が過去10年間の平均に比べて30パーセント程度でした。ウメの実の肥大状況は平年の平均より7パーセントから8パーセント大きめとなっています。

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