国の文化審議会、郭家住宅重文指定を答申/和歌山

国の文化審議会はこのほど(17日)和歌山市にある郭家住宅を重要文化財に指定するよう文部科学大臣に答申しました。

和歌山市によりますと、郭家住宅は、和歌山市今福にあり、明治時代に建てられた洋館などで構成されています。中国から長崎に渡ってきた郭氏の子孫が紀州藩の医師を務めていて、7代目が西洋医学を学び、自宅に洋館を建設し、医院を開設しました。この洋館は現存する擬洋風の住宅として歴史的にみても価値のあるもので貴重だということです。

この建物が国の重要文化財に指定されますと、和歌山市の重要文化財の指定件数は14件になります。

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