次の衆議院選挙で、共産党の新人で元・和歌山市議会議員の井本有一()(いもと・ゆういち)氏58歳が、きょう(24日)新しい和歌山1区から立候補することを表明しました。
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和歌山1区から立候補表明した井本有一氏
井本氏は1966年・和歌山市の出身で、国立和歌山工業高等専門学校から大阪府内の建設関連の企業を経て、1989年、共産党和歌山県北部委員会の職員になりました。
その後、2019年に和歌山市議会議員選挙に立候補し、次点となりましたが、現職議員の辞職により繰り上げ当選し、1期務めました。去年(2023年)4月の市議会議員選挙で再選を目指しましたが落選しています。
きょう午後、和歌山県庁で記者会見した井本氏は、立候補の理由について「裏金問題で自民党政治に大きな非難の声があがり、政権交代が叫ばれる中、まともな政治に変えるチャンスが来た。献金をした企業や団体の方を向いた歪んだ政治から、国民の方を向いた政治に変えることを強く訴えていく。ガザやウクライナの紛争が長期化し、日本でも軍備増強論があがっているが、アメリカと共に戦争ができる国にしてもよい国政を左右する問題だ」と語るとともに、消費税減税や大学奨学金問題など、暮らしを守る政策の実現を訴えました。
和歌山・岩出・紀の川の3市がエリアとなる衆議院のあたらしい和歌山1区には、日本()維新の会の現職・林佑美()(はやし・ゆみ)氏43歳のほか、参政党の新人・林元将崇(はやしもと・まさたか)()氏25歳が立候補する予定です。