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デジタル化に対応した人材を育成しようと、足利銀行が24日に行員を対象とした研修を行いました。
この研修は銀行内の業務効率化やデータの活用、そして取引先の企業へのデジタル化支援に役立つ人材を育てるために、5月22日から3日間行われたもので、足利銀行の営業店の若手行員7人が参加しました。
足利銀行は、2022年4月からDX戦略室を設置し、2024年1月には経済産業省から「DX認定事業者」に認定されるなど、デジタル技術の活用に力を入れています。
5月24日の講師を務めたのは、宇都宮市に本社をおき、ウェブサイト制作やシステム開発などを行うカテルの渡邉博昭社長です。
これは、足利銀行が子会社のウィング・キャピタルパートナーズのファンドを通じて、2023年11月に、カテルの全ての株式を取得したことによる連携事業の一つで、カテルが取り組んでいる地域の中小企業のDX化について実際の事例を交えながら解説していきました。
参加した行員たちは、学んだことを実際の業務に生かせるよう熱心に耳を傾けていました。