自転車のヘルメット着用を呼びかけ 村山産業高生が「DJポリス」

自転車利用時のヘルメット着用などを呼びかけた、村山産業高生徒会による「DJポリス」の啓発活動=村山市・JR村山駅前

 自転車ヘルメット着用推進モデル校の村山産業高(村山市、坂井孝朗校長)の生徒会が24日、警察車両の上から交通ルール順守を説く「DJポリス」役となり、同市のJR村山駅前で通学に自転車を使う高校生にヘルメット着用を呼びかけた。

 村山署(斎藤渉署長)が企画し、同モデル校によるDJポリス活動は県内初。生徒会長の農業経営科3年増川琳太さん(17)が「自分の命を守るためにもヘルメットをかぶろう」と、自らも着用して語りかけた。啓発活動には生徒5人と署員ら約20人が参加し、県によるヘルメット購入の補助制度を紹介するチラシを配った。

 「想像以上にヘルメットをかぶっていない人が多かった」と感じた増川さんは、「けがをする前に着用してほしい」との思いを新たにした。生徒会長として注意喚起に努めていく。

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