おいしくな~れ 地域ブランド米「宇都宮ブリッツェン米」児童、園児が田植え体験

ライトくんの応援を受け、田植えをする子どもたち

 【宇都宮】自転車ロードレースチーム宇都宮ブリッツェンの名を付けた地域ブランド米「宇都宮ブリッツェン米」の田植え体験が22日、駒生町の水田で行われ、作新学院小学部5年生と同幼稚園年長児の計129人が参加した。

 ブリッツェン米は、スポーツと農業を活用した地域活性化を目的に、城山地区の水稲生産グループ「城山水稲四石会(よんこくかい)」と宇都宮ブリッツェンが連携して生産。地域住民へのPRなどを目的に毎年、田植え体験を行っている。

 この日は、同チームのマスコットキャラクター「ライトくん」もあぜ道から子どもたちを応援。泥に足を取られる園児たちを小学生がサポートしながら、数本ずつ苗を植えていった。秋に収穫した米を5年生は炊飯実習で、園児はおにぎりにして味わう予定。

 参加した野杁泰四(のいりたいし)ちゃん(5)は「小学生のお姉さんに教えてもらってちゃんとできた。食べるのが楽しみ」とにっこり。同校の高井遥香(たかいはるか)さん(11)は「思った以上に足を取られて難しかったけれど、園児と一緒に楽しく挑戦できました」と話していた。

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