白鴎足利が初の決勝進出 投打かみ合い帝京に3-1で競り勝つ 決勝は常総学院

3回、白鴎足利・松浦の適時二塁打で二走の小林(右)が生還=前橋市の上毛新聞敷島球場

 第76回春季関東地区高校野球大会第5日は25日、前橋市の上毛新聞敷島球場で準決勝2試合が行われ、本県1位の白鴎大足利は帝京(東京1位)に3-1で競り勝ち、初の決勝進出を決めた。

 白鴎大足利は二回、八角勇羽(やすみゆう)の二塁打と篠原飛羽(しのはらとわ)の内野安打で一、三塁とし、1死後に印南穂向(いんなみひなた)の犠飛で先制。三回は1死二塁から松浦舜(まつうらしゅん)の適時二塁打で追加点。七回は無死二塁から小野寺応助(おのでらおうすけ)の適時二塁打で3点目を挙げた。

 先発の山口幸大(やまぐちこうだい)は7回を5安打無失点と好投した。

 大会最終日は26日、同球場で午前10時から決勝が行われ、白鴎大足利は初優勝を懸けて常総学院(茨城1位)と激突する。

7回を無失点に抑える好投を見せた白鴎足利の山口=前橋市の上毛新聞敷島球場

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