中山記念公園に60体のドラえもん展示

5月25日は香港のいたるところに「ドラえもん」が現れた。西営盤の中山記念公園ではポップアップ展示会が開催され、高さ12メートルのインフレータブル「ドラえもん」と60体の「ドラえもん」等身大フィギュアがお披露目された。正式な展示は7月13日~8月4日に尖沙咀の星光大道とハーバーフロントで開催する。有料エリアの一般入場券は120~150ドル、3000セット限定の「スペシャルパッケージ」は320ドルで販売される。26日付香港各紙によると、昨年、2体の巨大ラバーダッグの展示を行った主催者のARRは25日夜、「スペシャルパッケージ」は発売開始10分以内に完売し、7月13日から21日までの一般チケットも25日午後5時頃に完売したと発表した。 7月22日から8月4日までの一般チケットは27日午前11時より発売される。

中山記念公園で25日朝、展示品の一部がポップアップ展示された。最も目を引いたのは、高さ12メートルのインフレータブルの「ドラえもん」。ARRはまた正午にプロモーションとして尖沙咀、旺角、銅鑼湾、中環の5か所で無料の風船を配布し、銅鑼湾では100人以上が並び2000個以上の風船が配布された。

政府が今年の一大イベントに組み入れた「100% ドラえもん & FRIENDS」特別巡回展(香港)は、藤子・F・不二雄生誕90周年を記念して開催される。無料展示エリアと有料展示エリアに分かれており、無料展示エリアには40体以上のキャラクターフィギュアが展示される。うちドラえもんは10体、他のキャラクターが10体、それに12 メートルのドラえもんインフレータブル。有料エリアではジャイアンが香港でリサイタルを開催するストーリーの香港版オリジナルアニメーションが上映される。

企画の林樹金氏は、12年前に香港で開催された「ドラえもん生誕100年前展」は成功を収め、アジア全体に影響を与えたと語った。 2年間の準備期間を経て香港のファンに感謝と恩返しをするために香港に帰って来たという。「ドラえもん」は4世代にわたって人気を持っているキャラクターであり、展示を家族、特に両親と一緒に見ることで人と人の気持ちのつながりが深まるだろうと語った。

ある市民は「内覧」に一番乗りで訪れ、20年来の「ドラえもん」の忠実なファンであると語り、キャラクターも自分とともに成長してきたと語った。そのため、今この展示を見て「とても美しく、とても幸せだ」と過去の思い出を思い出し、香港にポジティブなエネルギーをもたらすことができると述べた。

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