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国産の絹を知ってもらおうと、国内最大の製糸工場、碓氷製糸(群馬県安中市松井田町、安藤俊幸社長)による絹製品の展示販売会「シルクマルシェ」が25日、前橋市の道の駅まえばし赤城で始まった。高崎経済大と連携し、学生が発案したシルクの美肌効果があるとされるお湯を体感する「手湯」体験コーナーも設けた。26日まで。
同社はタオルやストール、靴下といった絹製品のほか、シルクパウダーを使ったせっけん、クリームなどの美容製品を並べた。学生2人も絹の美容効果や歴史などの魅力を紹介した。
3年の山田和史さんは、絹を60度以上のお湯に15分程度浸すことで、保湿効果のあるタンパク質成分「セリシン」が分泌されることに着目し、手湯を発案。将来的には浴槽での活用も模索しているという。
同社の土屋真志常務は「富岡製糸場が世界遺産に登録されて10周年。絹を知り、触れてほしい」と話した。
午前10時~午後3時。