今季限りでバルセロナを退団する指揮官シャビが、“新監督”へ助言した。スペイン紙『ムンド・デポルティボ』が伝えている。
現地5月26日に行なわれたラ・リーガ最終節で、バルサはセビージャと敵地で対戦し、2-1で勝利。ラストマッチを白星で終えたシャビは「良いプレーだった。目標としてきた勝点85を取れたしね」と達成感を示す。
一方で、「続投したかったが、その決定はコントロールできない。辛かったし、苦しかったけど、楽しんだ。契約を果たせなかったのは残念だよ」と吐露した。
古巣での指揮は2年半。「2つのタイトルを獲得したことは誇りに思っている。選手たちの活躍は素晴らしかったし、鳥肌が立ったよ」と振り返る。
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また、報道陣から後任へのアドバイスを求められると、シャビは次のように応じた。
「困難な状況にいるだろうね。バルサは難しいクラブだ。経営状態も良くない。苦しむことになると思う。唯一の救いは、勝利することだ。私は多くの詮索を受けてきた」
一部報道では、新指揮官には元ドイツ代表監督のハンジ・フリックが有力視されているという。正式発表など今後の動向が注目されている。
構成●サッカーダイジェストWeb編集部