生田斗真 「“俺はデビュー作撮ったんだ”って言ってもらいたい」京都・太秦のレジェンドスタッフへのリスペクトを明かす

俳優の生田斗真が5月26日放送の『おしゃれクリップ』に出演。俳優としての転機となった映画撮影で出会ったスタッフへの思いを語った。

番組では生田の主演映画デビュー作『人間失格』の撮影地、京都・東映太秦映画村を訪れ、照明技師として活躍する安藤清人さんに話を伺った。生田によると安藤さんは「魔法みたいなことをされる方」で、日本アカデミー賞優秀照明賞を7度も受賞したレジェンド照明師。

安藤さんはVTRの中で生田について「その当時はまだアイドルからちょっと出たとこやから、古いスタッフの中に新参者が入ってきたらこんな青二才と思うかもわからへんやん。その中で斗真が“そこそこできるなってこの若造が”という感じをみんなが悟ってきたんかな」と語り、太秦のベテランスタッフたちが最後には試写会で「“いやぁ生田斗真ここにありやな”みたいなことになったんやな。それからあの人の人生変わってると思うで」と賞賛されていたことを明かした。

番組MCの井桁弘江が「結構大御所の方、多いわけじゃないですか。空気感怖かったりするんですか」と問うと生田は「初めての映画だったので修行するような感覚っていうか。“どこの若手が来たんだ?おい”みたいな空気なんですよやっぱり」と答え、井桁は「えぇ~そうなんだ」と苦い顔に。しかし「その疑いの目からだんだんと“あれ?こいつ結構いいぞ”って感じで疑惑の目から好奇心の目に変わっていくっていうのを経験して、映画人に認めてもらえたっていう自分の自信にもつながったし、生半可なことできないなっていう責任にもつながる」と主演映画の撮影で実感した貴重な経験を語った。

続けて生田は「いつまでたってもあの伝説のスタッフの皆さんに“いや俺は生田斗真のデビュー作撮ったんだ”って言ってもらいたいから、つまんねえことやってんなって思われないようにこれからも努力しなきゃいけないっていうのを節目節目で思わせてくれるスタッフの皆さんですよね」と当時のスタッフへの熱い思いを語った。

そしてスタジオでは照明技師の安藤さんから生田への届け物の封筒が。封筒の中身をチラ見した生田は「なるほどね、よくね、こういうことするんですよ」と笑いながら取り出したのは「安藤さんのグッズね」。安藤さんのイラストが描かれたステッカーなどのグッズを受け取った生田は「うれしいで〜す」と笑みを浮かべた。

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