フレンチシェフ青柳さんが鹿沼ふるさと大使に 市出身、地元野菜を活用 

かぬまふるさと大使になった青柳さん

 【鹿沼】市は20日、下沢出身で、フランス料理シェフの青柳真琴(あおやぎまこと)さん(47)に「かぬまふるさと大使」を委嘱した。

 青柳さんは宇都宮市下砥上(とかみ)町のレストラン「森のフレンチAoyagi(アオヤギ)」のオーナー。西中などを卒業。国内や本場・パリのレストランでフランス料理を学んだ。

 同店では楡木町や下日向(ひなた)の農家から、イチゴやトマト、レンコンなど鹿沼産の無農薬野菜を多く仕入れている。客を相手に、地元・鹿沼の話題に触れることもあるという。

 市役所を訪れ、佐藤信(さとうしん)市長から委嘱状や記念品を受け取った。青柳さんは「これからも新鮮な食材の提供を通じて、生まれ育った鹿沼のPRに少しでも協力できれば」と話した。任期は2年間。同大使への委嘱は32例目。

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