「50回の盗撮を繰り返した」小学校で着替え中の児童を盗撮…元児童支援員 初公判で「間違いありません」起訴内容認める

鳥取県東伯郡の小学校で着替え中の児童を盗撮したなどとして、児童ポルノ禁止法違反の罪などに問われている元児童支援員の男の裁判が27日、鳥取地裁倉吉支部で始まり、男は起訴内容を認めました。

児童買春・児童ポルノ禁止法違反の罪などに問われているのは、鳥取県湯梨浜町に住む元児童支援員で無職の男、41歳です。

起訴状などによりますと、男は去年4月から今年2月までの間に東伯郡内の小学校で児童の更衣室となっていた図工室の机の上や児童会室のロッカーの上、プールの男子更衣室のすのこの隙間にボールペン型カメラなどを設置して着替え中の児童あわせて9人の性的な部位などを撮影したとされています。

27日の初公判で男は「間違いありません」と起訴内容を認めました。

そして、検察は冒頭陳述で「被告は女子児童の着替えを見てみたいという性的興味から盗撮を始めおととし5月にはボールペン型カメラをオンラインショップで購入し、およそ50回の盗撮を繰り返した」と指摘しました。

次回の公判は、7月9日に行われます。

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