「涙出てきた...」「この光景をずっと見たかった!」“呪縛”から解き放たれた悲劇のプリンス・ルクレールの母国モナコGP初優勝にファン大興奮!!

悲劇のプリンスが呪いから解放され、地元で悲願を達成した。

F1第8戦モナコ・グランプリ決勝が5月26日に行なわれ、スクーデリア・フェラーリのシャルル・ルクレールが自身初の母国優勝を成し遂げた。

モナコグランプリの舞台となるモンテカルロ市街地コースは狭く、曲がりくねったコーナーが多いため、巨大化した現代のF1マシンではコース上での追い抜きがほぼ不可能とされており、決勝前日に行われる予選の順位が最重要視されている。

その予選で絶対王者のマックス・フェルスタッペン(レッドブル・レーシング)がアタック中に壁にヒットするなどで6位に終わる中、ルクレールは上手くアタックラップをまとめ見事ポールポジションを獲得。参戦以来、期待されながらもマシントラブルやチームのミスなどで届かなかった母国優勝へ大きく前進した。

決勝では開始直後に大きなクラッシュがあった関係で赤旗中断に。スタート時に使用していたミディアムタイヤからより長持ちするハードタイヤへ交換しゴールまで走りきる作戦を選んだ。

リスタート後も後続の先行を許すことなくタイヤを温存させる走りを続け、同じ戦略をとる他ドライバーとの異常な“タイヤマネジメント競争”を制し、見事栄冠をつかんだ。

ウイニングラン中の無線でルクレールは感情を爆発。F1公式サイトではレース後のルクレールの言葉が紹介されている。「とても難しいレースだったが、ここで勝つことは僕にとって夢だったので、信じられない気持ち。言葉では言い表せない」。

モナコの英雄が歓喜する姿にSNS上では「この光景をずっと見たかった!」「涙出てきた...」「こんなに感情を爆発させて大喜びするのは初めて見た」「母国優勝おめでとう!」など称賛の声が上がった。

現在ドライバーズランキングで首位フェルスタッペンと31ポイント差の2位にいるルクレール。ワールドチャンピオンへの期待も膨らんでいる。

構成●THE DIGEST編集部

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