農大二高の化学室から早朝に煙 群馬・高崎市

 27日午前6時ごろ、群馬県高崎市石原町にある農大二高の化学室から煙が出ているのを警備員が見つけ、119番通報した。高崎市等広域消防局が消火に当たり、火は約25分後に消し止められた。警備員1人が煙を吸い込み、病院に搬送された。生徒にけがはなかった。

 同校によると、火災報知機が作動し、駆け付けた警備員が化学室のごみ箱から煙が上がっているのを発見して、119番通報した。教室は当時、無人だったという。

 搬送された警備員はその後、業務に戻った。授業は通常通りに実施した。

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