勤務先の福祉施設入所者のキャッシュカードを盗み現金を引き出した疑い…窃盗容疑で介護職員の男逮捕

勤務している福祉施設の入所者のキャッシュカードを盗み、ATMでカードを使用、現金20万円を引き出して盗んだとして、介護職員の男が逮捕されました。

窃盗(払出盗)の疑いで逮捕されたのは、島根県出雲市に住む介護職員の男(23)です。

出雲警察署によりますと、男は3月14日午前8時32分ごろ、出雲市内のコンビニエンスストアで、不正に入手した男性(60代)のキャッシュカードを使用し、ATMから現金20万円を引き出し盗んだ疑いが持たれています。

4月4日、出雲市内の金融機関関係者から出雲署に対して「口座から身に覚えのない引き出しがあるという方が来ている」旨の通報があり、その後警察が、引き出しのあったコンビニエンスストアの防犯カメラの確認など所要の捜査を行った結果、男の犯行が明らかになり28日、男を逮捕しました。

キャッシュカードを盗まれた男性は、男が勤務する福祉施設の入所者だったということです。

調べに対し男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。

警察が詳しい原因や動機、余罪の有無や共犯の可能性、キャッシュカードの入手方法などについて捜査を進めています。

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