アニメ『ヒロアカ』決して生徒を見捨てない相澤消太の神教師ぶりにSNS「カッコ良すぎるんだよ、相澤先生…!」

『週刊少年ジャンプ』(集英社刊)で連載中、堀越耕平氏による漫画『僕のヒーローアカデミア』、通称“ヒロアカ”。2014年7月の連載開始から今年2024年で記念すべき連載10周年を迎えた本作は、4月4日に発売された最新40巻まででコミックスシリーズ世界累計発行部数1億部を突破。そしてついに、TVアニメシリーズの第7期の放送がスタート。第4話(通算142話)『皆がヒーローになるまでの物語』が5月25日夕方5時30分より、読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット(※一部地域を除く)で放送された。

雄英側の動きをオール・フォー・ワン(CV:大塚明夫)(※以下AFO)に伝えていた内通者、それはなんと、幼い頃にAFOから“個性”を与えられていたデクたちのクラスメイト青山優雅(CV:桑野晃輔)だった。両親と共にAFOの言いなりになっていたのだ。身柄を拘束され、自らを「クズの敵(ヴィラン)」だと責めながら罪の意識に押しつぶされる青山に、デクは「君はまだヒーローになれる」と手を差し伸べるのだった。

◆対等になれる方法

A組の生徒たちの気持ちを確認するプレゼント・マイク

“現状ただ1人、青山だけがAFOを欺けるかもしれない”そんなA組のメンバーの気持ちに、「なんで…、どうして、どうして彼らはこんな僕を…。クズ敵(ヴィラン)の僕を…」と、青山の目には涙があふれる。プレゼント・マイク(CV:吉野裕行)からは、「おまえらが1番の被害者だ。今更信じられるのか?」と聞かれるが、飯田(CV:石川界人)は「それは過去の話でしょう。彼の心の内を救い取れなかった俺たちの責任でもあります。だからこそ、今泣いて絶望しているクラスメイトを友として手を取りたい。手を取ってもらいたい。それが彼と俺たちが再び対等になれる唯一の方法だからです!」。飯田の言葉はA組みんなの気持ちだった。

「5発ぐらいハウザーぶちこんでトントンだな」という爆豪(CV:岡本信彦)

「そうだぜ!青山はAFOに勝てねぇと思ったから従っちまったんだろう!でも今はちげぇから!やめようって親御さんに言ってくれたんだろ?緑谷を止めに行ったとき、誰か1人でも“無個性”を責めたかよ?涙こらえて隠し事してた奴、嫌いになったかよ!あの時みんな言ったよな?“責任を分けてくれ”って。“1人で行かせない”って。“余計なお世話はヒーローの本質だ”って。青山!まだ終わってないんだよ!一緒に踏ん張れるんだよ俺たち!」そう言う切島(CV:増田俊樹)の言葉に、青山に声をかける一同。そこへ、病院にいる担任の相澤(CV:諏訪部順一)からオンラインで連絡が入る。責任は見抜けなかった自分にあるが、気持ちはA組の生徒たちと一緒だと語る相澤は、「青山、俺はまだお前を除籍するつもりはない」と青山に声をかけるのだった。そして、相澤が考えたある作戦が一同に伝えられる…。

連行されていく青山一家
デクが連行される青山の名を呼ぶが、青山は振りむかなかった

◆サポート科のヒーロー活動

次の戦いに備え、コスチュームの修復を頼むためサポート科を訪れるデクと飯田。現れた発目(CV:櫻井しおり)は、デクのミッドガントレットも飯田のアーマーも「無理ですね!すみません!」と言い、自分のデスクでコンピューターをいじり始める。「しかし意外だな。機械いじりの虫である発目くんなら引き受けてくれるのではと思っていたが…」と意外に思う飯田。

発目は今雄英バリアの強化策に携わっているという避難発動時の新機構を勝手に考えているという。外の様子にわき目も振らず研究に没頭している発目に「やっぱりすごい人だ。発目さん」とつぶやくデク。そんなデクに「あなたたちヒーローが窮地に立っていることくらいは存じてます。私たちは戦えません。だからあなたたちがより多くの人間を守れるように、試行錯誤するのです。ね、同じなんです。発明がサポート科のヒーロー活動なんです」と語る発目。そして今新しく作ったミッドガントレットとアーマーを“全く同じものは無理”と言いながらデクと飯田に渡し、「ヒーロー科の皆さんにお伝えください。勝ちましょう」そう言う発目だった。

サポート科の発目明

◆相澤の思い

警察の対策本部を訪れたオールマイト(CV:三宅健太)とホークス(CV:中村悠一)。第二次決戦に向けての必要事項を報告しに来たのだった。最善、次善にかかわらず必ずやらなければならないことは“分断”。スターアンドストライプ戦のレコーダーでは、死柄木(CV:内山昂輝)の強さはAFOを優に超えており、その死柄木とAFOがそろって出てくるだけで勝ち目がないからだ。“最低でも10㎞以上2人を引き離す”これが勝利に必要な最低前提条件だと話すオールマイト。その他にも荼毘(CV:下野紘)が尖兵に来るだけで足を止められるため、敵主力全てを分断し、各個撃破する。そのためには敵をおびき寄せることが条件となるため、作戦が必要となる。「青山か…」とつぶやく塚内警部(CV:川島得愛)。オールマイトは「私は信じたい、青山少年を。そして信じる、その担任相澤消太を…」と言うのだった。

警察の対策本部を訪れたオールマイトとホークス

拘束されている青山に面会に来た相澤が、「怖いか?」と聞くとびくっとする青山。「ああも言ってくれる友人なんて一生に何人もできないぞ。何が怖い?AFOが怖いか?」そう聞く相澤に「はい…、そして…僕は彼らのようにきらめけない。それが怖い…。彼らが僕を信じてくれればくれるほど、僕自身が僕を信じられなくなってしまいます。彼らの手を取れたとしても、AFOを前にしたらまた…僕は同じことをしてしまうかもしれない。それが怖い…。だからもう降りたい。どこか光の当たらない場所で死を待つだけがいい…」そう話す青山。

相澤と対面する青山

しかし相澤は、青山に植え付けられた恐怖を無理にでも引きはがすために「戦え、戦うしかないんだお前は」と言う。「このまま降りて罪に苛まれたままうっすら命を落とすことを俺は許さない。俺がヒーロー科担任で、お前が生徒である限り。この先一生負い目を抱える生き方など、俺は生徒に教えない。惨めで情けなくても、手を差し出してくれた友と歩め。俺たちが守る。断言する。あいつらといれば大丈夫だ」そんな相澤の言葉を受け止める青山。「ただ、僕みたいな罪人1人に何ができるのか…」と考える青山に「お前1人で歩ませるわけがないだろう。おまえら雄英の生徒たち、俺たち教師やプロヒーローも。その道は、皆が歩む道だ」相澤の言葉に涙を浮かべながらも顔を上げる青山だった。

◆決して生徒を見捨てない相澤消太の神教師ぶりにSNS「カッコ良すぎるんだよ、相澤先生…!」

拘束された青山の面会に訪れた相澤。そんな相澤が青山にかけた言葉に、「青山君と相澤先生の会話が泣ける…」「言葉を選ばずにハッリと戦えと言いながらも、しっかりとヒーローとしての道のりを渡らせようと見捨てない」「青山を決して見捨てないA組でまた泣かされる…、そして相澤先生までちゃんと神教師すぎて泣く」「カッコ良すぎるんだよ、相澤先生…!」などと、相澤の神教師ぶりに称賛の声が多く集まった。また、エンディング前のサブタイトル登場のタイミングにも「最後にすっとタイトル出るの良すぎ」「めちゃくちゃ心に響く」「ラストの青山くんでサブタイ表記させたのは彼を救済させる示唆とも見れる良演出だなって思います」と、注目が集まっていた。

アニメ『僕のヒーローアカデミア 7期』第143話『Let you down』は、6月1日(土)夕方 5時30分より読売テレビ・日本テレビ系全国 29 局ネットにて放送。

アニメ『僕のヒーローアカデミア 7期』
放送:毎週土曜夕方 5:30 読売テレビ・日本テレビ系全国 29 局ネット ※一部地域を除く
配信:各動画配信サービス 毎週土曜よる 6:00 最新話順次配信

アニメ『僕のヒーローアカデミア 7期』
放送:毎週土曜夕方5時30分 読売テレビ・日本テレビ系全国29局ネット ※一部地域を除く
配信:各動画配信サービス 毎週土曜よる6時00分最新話順次配信

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画像提供:©堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会

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