「豊島の産廃不法投棄問題」を次の世代へ伝えるため環境学習 公害調停が成立した6月6日に県外の中学生を現地に招く【香川】

香川県、豊島の産廃不法投棄問題を次の世代に伝えようと、県外の中学生を現地に招いた環境学習が行われることになりました。

瀬戸内海をまもり豊島事件の意義と教訓を伝える「瀬戸内オリーブ基金」が企画しました。公害調停が成立した6月6日にあわせて行われるもので、滋賀県の中学校1年生66人を受け入れます。中学生は事前学習をしたのちに豊島を訪れ、廃棄物対策豊島住民会議のメンバーの案内で不法投棄があった現場や資料館などをまわる予定です。

(廃棄物対策豊島住民会議 安岐正三事務局長)
「1500人ほどの島民がどのように50年も闘って、何を目指しているのかを理解してもらえたら」

瀬戸内オリーブ基金では、今後県外からの受け入れを増やし、若い世代に環境保全の大切さを伝えたい考えです。

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