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“令和の怪物”に熱い視線が注がれている。
現地5月26日、米紙『The Washington Post』は、かねてよりメジャー挑戦の意向を示してきた千葉ロッテ・佐々木朗希の去就に注目。「ササキができるだけ早くMLBに来ようとしている」と前置きした上で、「各球団も今オフの獲得を計画中」だと報じ、“25歳ルール”を待たずに渡米するのは「ほぼ間違いなさそうだ」との見解を示した。
この報道には、他の米メディアも続々と反応を示している。なかでもドジャースのニュースを専門的に扱う『Dodgers Nation』は現地27日、「ササキがすでに球界を席巻している」「時間が経ってみなければわからないが、彼の投球力をそれほど長く待つ必要はないかもしれない」と伝えており、早くも期待感が高まっているようだ。
ひとつ問題なのは、移籍の際に契約金の上限が定められる“25歳ルール”。海外からメジャー移籍する25歳未満の選手は現状、マイナー契約しか許されていない。しかし、こうしたなかでも「彼が渡米を望んでいるのは周知の事実だ」と続けており、ドジャース入りが有力という一部の声に関しては、「他の29球団にとって悪夢だろう」と記述している。
さらに、「もし彼(佐々木)が今オフに獲得可能となれば、ドジャースは再び大金を投じることができる」と分析した同サイトは、“25歳ルール”を踏まえ、「ササキはヨシノブ・ヤマモトのような年俸を得られない」と強調。「彼のような才能ある選手を掘り出し物として獲得できたら、ドジャースにとってお買い得だ」と指摘していた。
昨年12月にはポスティング移籍の噂も流れたが、実現することがなかった佐々木。果たして今後、どのようなキャリアを歩んでいくのか。彼の動向から目が離せない。
構成●THE DIGEST編集部