【シンガポール】横断線の新駅建設、大林組の合弁会社が受注[建設]

MRT横断線ターフシティー駅の完成イメージ図(陸上交通庁提供)

シンガポール陸上交通庁(LTA)は27日、都市高速鉄道(MRT)横断線のターフシティー駅の建設工事を大林組と中国の上海トンネル・エンジニアリング(上海隧道工程)の現地法人による合弁会社に発注したと発表した。契約額は約5億3,000万Sドル(約616億円)だ。

ターフシティー駅は全線が地下鉄となる横断線の第2期工事で建設される6駅の一つ。大林組と上海トンネルの合弁会社は設計、建設とトンネル掘削を請け負う。今年7~9月期に着工する予定だ。

同合弁会社は横断線第2期で、中央部フェアウェイズ・ドライブとシンミン・ウオーク間のトンネルの設計・工事を受注した実績がある。

横断線はシンガポールのMRTで8路線目。東部、北東部、西部をつなぎ、総延長約50キロメートル超となる。第2期の総延長は15キロメートルで、東側からターフシティー駅、キングアルバートパーク駅、マジュ駅、クレメンティ駅、ウエストコースト駅、ジュロンレイク地区駅の6駅を設置する。

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