出発進行! 気分は運転士 保育園児がLRT見学 宇都宮キワニスクラブが招待

LRTの運転席で「出発進行」と笑顔で声を合わせる園児たち

 【宇都宮】子どもたちのための奉仕活動を展開している宇都宮キワニスクラブは28日、あいせんの森保育園(道場宿町)の園児たちを下平出町の次世代型路面電車(LRT)の車両基地に招き、車両の試乗・見学会を行った。

 同クラブは、LRTを活用した子どもたちのイベントを企画。「看板プロジェクト」と名付け、今後も継続していくことにしている。今回は第1弾の事業。

 同クラブの高山実(たかやまみのる)会長ら会員8人、同園の年長児18人が参加。園児たちは、運転士の帽子をかぶって運転席に座り、「出発進行」と前方を指さすなど運転士気分を味わった。

 園児たちは「楽しかった」「LRTの運転士になりたい」などと大喜び。高山会長は「子どもたちの笑顔がすてき。これからも続けていく」と話していた。

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