お笑いコンビ・なすなかにしの中西茂樹が5月27日放送の『大悟の芸人領収書』に出演。とある有名人の生き方をマネしようと、高額な買い物に関するエピソードを披露した。この番組は大悟がタレント、芸人たちの私生活の領収書やレシートをエピソードとともに査定。金額に見合う面白さと判断すれば、全額分をキャッシュバックし、さらなる芸の肥やしに使ってもらおうという企画。
中西が提出したのは18万1500円分の領収書。実はカリスマホストのROLANDに憧れて購入した、高級バッグの金額だという。自身のキャラクターとのギャップに、MCの大悟から「ネタを持ってくるヤツ（番組）じゃない」と突っ込みが入るが、中西は「ちゃんと理由があるんですよ」とあくまで真面目な買い物だったと主張し、トークを続けた。
中西は「2年前くらいにたまたまROLANDさんのYouTubeを見つけて、そのカリスマ感に魅了された男なんですよ」と語り、「（ROLANDの）名言『俺か、俺以外か』しびれるじゃないですか」と、ROLANDのカリスマ性に心酔していることを明かした。この発言に、共演者からは「思いっきり“俺以外”側の人間でしょ」と突っ込まれたが中西は「会社でも引っ張っていく人が必要じゃないですか。そのためにはカリスマ感は必要だと思うんですよ」とコメント。ROLANDに近づくため、スニーカーやジャケット、細身のパンツなどROLANDが身につけていたアイテムをそろえたという。
そんな中ROLANDが、“良いものを人間は一つ持てばいい”と言っていたことから、一生使い続けられるバッグとして購入したのが、今回の18万円超えのバッグだという。しかし中西は続けて「そのバッグ使ったら金属アレルギーで手が荒れてきて、持てなくなったんですよ、“かゆうて（かゆくて）”」と体質に合わなかったことを告白。さらに中西は「悔しいからもう一個買おうと思って、別にもう一個買ったんですよ、20万円くらいのバッグ、次は持ったら単純に、“おじさんみたい”と言われて。それ言われたらこんど、“悲しゅうて”」と心の叫びを告白し、エピソードにオチをつけた。
結局無駄に終わったと嘆く中西だったが、大悟による査定を前に「私をどうかROLANDにしてください」と懇願。しかし大悟の判定は“差し戻し”でキャッシュバックならず。大悟は「（ROLANDに）なって良い訳ないやん。本当に低い体勢から“どうも〜！”って（漫才の時）入ってくるのがお前ら」とその理由を明かし、このコメントに中西は肩を落としつつも笑顔を見せていた。
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