看護学部で男子受け入れ 活水女子大で来年度から 校名変更は検討せず 長崎

 活水女子大(長崎市)は28日、2025年度から看護学部看護学科(大村市)で男子学生を受け入れると発表した。「社会からの要請に応え、男性を含む看護職の育成を通じて地域医療に貢献するため」としている。
 同大看護学部は09年度に、大村市久原2丁目の国立病院機構長崎医療センター敷地内に新設した。
 関係者によると、同学部前身の旧長崎医療センター付属看護学校は男女共学だった。このため施設設備面などで男子受け入れに支障はなく、医療機関側からも男性看護職育成に対する要望が寄せられていた。活水女子大の校名変更や他の学部への男子受け入れは検討していないとしている。
 6月5日に記者会見を開き、詳しい経緯や内容を説明するとしている。

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