威力を示し“寄付金”や“用心棒代”を不当に要求 山口組傘下組織の組員の男(56)に中止命令

今年3月愛媛県新居浜市で、レジャー施設の関係者や運送事業者に対して不当に金品を要求したなどとして、警察は56歳の暴力団組員の男に暴力団対策法に基づく中止命令を出しました。

中止命令が出されたのは、松山市に住む指定暴力団山口組傘下組織の56歳の組員の男です。

警察によりますと組員の男は、今年3月1日新居浜市内のレジャー施設で施設の関係者に指定暴力団の威力を示し、寄付金の名目で金品などを要求したほか、3月11日にも市内の運送事業者に対し、用心棒代を要求したということです。

警察はそれぞれ被害届けを受け捜査し、29日男に中止命令を出しました。男は「もう行きません」と話しているということです。

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