側溝に取り付けられている金属製のふたを盗んだ疑いで紫波町の30代の男逮捕 時価三十数万円相当 紫波町や花巻市でも被害相次ぐ 岩手

4月に岩手県紫波町で道路脇の側溝に取り付けられているグレーチングと呼ばれる金属製のふたを盗んだとして29日、紫波町佐比内の30代の男が逮捕されました。窃盗の疑いで逮捕されたのは、紫波町佐比内の塗装業・菊池清孝容疑者(31)です。紫波警察署によりますと、菊池容疑者は4月中旬から下旬に、紫波町の町道で、道路脇の側溝に取り付けられているグレーチングを数十枚を盗んだ疑いがもたれています。時価総額は三十数万円相当です。グレーチングは、町内の農業団体が設置しているもので、団体の関係者が盗まれていることに気づき警察へ通報しました。菊池容疑者は警察の調べに対し容疑を認めているということです。

紫波町によりますと、町内では2024年2月ごろからグレーチングが盗まれる被害が相次いでいて、町所有のものでも少なくとも106枚、時価150万円相当の被害が確認され、警察に被害届を出しています。また、4月30日には花巻市でも同様の被害があり、市が警察へ被害届を出しています。

警察は菊池容疑者の犯行の動機や余罪についても詳しく調べています。

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