バルセロナ、ハンジ・フリック新監督の就任を発表!…2026年夏までの契約を締結

バルセロナは29日、ハンジ・フリック氏の新監督就任を発表した。契約期間は2026年6月末までの2年間となっている。

“レジェンド”が去ったバルセロナがドイツ人指揮官の下で新たなスタートを切ることとなった。同クラブでは、現役時代に公式戦通算767試合に出場し、数々のタイトル獲得に貢献したシャビ・エルナンデス氏が2021年11月に監督に就任。2022-23シーズンにはラ・リーガとスーペルコパ・デ・エスパーニャの2冠を達成した。しかし、2023-24シーズンは随所で不安定さを露呈すると、今年1月に指揮官自ら6月末での退任を表明。チームはその後復調し、4月には続投が発表されたものの、今月に入ると一転して今シーズン限りでの退任が決定した。

新シーズンから指揮を執るフリック氏はドイツ出身の現在59歳。ヨアヒム・レーブ氏の“右腕”として長年ドイツ代表のアシスタントコーチを務めた後、2019年11月にニコ・コヴァチ氏の後任としてバイエルンの指揮官に就任。2019-20シーズンにはブンデスリーガとチャンピオンズリーグ(CL)を制覇し、UEFAスーパーカップやFIFAクラブワールドカップを含めた年間6冠を達成した。

2020-21シーズン限りでバイエルンの指揮官を退くと、2021年8月にはドイツ代表の監督に就任。FIFAワールドカップカタール2022・ヨーロッパ予選を9勝1敗・36得点4失点という圧倒的な強さで突破した。しかし、本大会でグループステージ敗退の憂き目に遭うと、その後の国際親善試合でも不振が続き、昨年9月に日本代表に1-4で敗れた直後に解任。以降はフリーの状態が続いていた。

【動画】ハンジ・フリック氏がバルセロナの新監督に就任!

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