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54試合で25勝29敗。ア・リーグ東地区で最下位のトロント・ブルージェイズが、再建に動くかもしれない。米メディア『FanSided』のザカリー・ロットマン記者は、「まだ5月だから認めようとはしないが、ブルージェイズはポストシーズンに出場できないチームになりそうだ。状況が良くならない限り、真剣に改革を検討する必要がある」と伝えた。
そこでロットマン記者は、ブルージェイズが期限までにトレード放出される5選手を予想。そのなかのひとりに菊池雄星を選んだ。
「キクチは素晴らしい成績を残している。11回の登板で防御率3.25。最初の10回だけを見れば防御率は2.64だ。過去の厳しいシーズンから見事に復活。前向きな進歩を遂げ、チームで最も安定した先発投手となった。チームの不振はキクチのせいではない」
日本人左腕の成績を称えながらも、「今シーズンが終わるとFAになる予定だ。つまり球団は最善の策を講じる必要がある。素晴らしい成績ゆえに移籍市場で名前が目立つはずだ。もしトレード放出となれば、フロントが見逃せないほどの見返りをもたらす可能性がある」と、候補に挙げた理由を綴った。
そのほかにロットマン記者は、ジャスティン・ターナー、イミー・ガルシアの名前を挙げ、さらに「現状、チームがうまくいっていないのは明らか」としてジョン・シュナイダー監督の退任と、「チーム力は悪化の一途を辿っている。大きな変化を必要としており、その第一歩はトップから始まる」として、ロス・アトキンスGMの退任を要求した。
今後、ブルージェイズはどのような動きを見せるのだろうか。
構成●THE DIGEST編集部