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今までの常識が実は間違っているかも?!意外と知らない読み方をご紹介する漢字クイズ、本日のお題は「過不足」。「かぶそく」と読んでいませんか…?
【過不足】は「かぶそく」と読まない!?
「過不足」とは、『多すぎることと足りないこと』という意味で辞書に載っている言葉。
・過不足のないように作業を進める
・現金の過不足がないか確認した
このように、ビジネスの場面で用いられることが多い「過不足」ですが、「かぶそく」と読んでいませんか?実はそれ、間違っていますよ!
驚くことに、辞書にもはっきり「かぶそく」は誤読であると表記されているんです(パソコンの文字変換機能でも、「かぶそく」と打つと〈誤り〉と表示されることも!)。
【過不足】の読み方の正解は
=「かふそく」でした!
日本語では複合語(本来独立した単語が結合してできた単語)の場合、後に続く単語の頭が濁音に変化する「連濁」が多く見られます。(「経(けい)」+「済(さい)」=「経済(けい・ざい)」)
そのため、「過不足」を「かぶそく」と読むことが一般的に広まったと考えられます。
まとめ/meiko 参考/デジタル大辞泉(小学館)