「いいプレーをたくさん見せてくれて嬉しい」久保建英が東京V戦後に同僚MFを称賛!「たぶんチームで一番上手い」

5月29日、久保建英が所属するレアル・ソシエダは日本ツアー2024で東京ヴェルディと国立競技場で対戦。44分にウルコ・ゴンサレス・デ・サラテのシュートで均衡を破ると、90+1分にアルセン・ザハリャンが圧巻のミドル弾を叩き込み、2-0で勝利を収めた。

4-3-3の右ウイングで先発した久保も的確なスルーパスや、股抜きから突破など、48分に交代するまで存在感を放った。

その日本代表MFは前日の取材で、先制点を決めたデ・サラテら、まだ出場機会の少ない選手について、「普段練習で一緒にプレーして彼らのポテンシャルというかレベルの高さはわかってるので、僕も楽しみなところ」と話していた。

そのデ・サラテが躍動したのを受け、久保は「僕がウルコがいい、ウルコがいいって言ったんで、彼にちょっとプレッシャーを与えてしまったかもしれないですけど、いいプレーをたくさんあったと思うんで、見せてくれて僕としてはすごく嬉しいですし、彼の自信にも繋がると思う」と冗談を交えながら喜んだ。

【動画】久保が称賛したMFの先制ゴ―ル
22歳のレフティは、「去年も(ベニャ・)トゥリエンテス選手が最初は自信なさげにプレーしてたんですけど、いまじゃチームの主力のひとりなんで、プレーすること、成功体験は自信に繋がると思うんで」とコメント。チームメイトに期待を寄せた。

「彼(デ・サラテ)であれ、トゥリエンテスであれ、(マルティン・)スビメンディであれ、ボランチの底の選手が、たぶんこのチームで一番上手いと思うので、彼らが僕たちが躍進するための来シーズンのキーになってくると思うので、彼らに感謝しつつ、もっと求めていけたらいいなと思います」

近い将来、スビメンディがバルセロナなどビッグクラブに引き抜かれる可能性はゼロではなく、デ・サラテの活躍はソシエダのとって小さくないプラスとなる。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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