テニス=シナーとアルカラスが2回戦突破、全仏OP男子

[29日 ロイター] - テニスの四大大会第2戦、全仏オープンは29日、パリのローランギャロスで男子シングルス2回戦を行い、第2シードのヤニク・シナー(イタリア)と第3シードのカルロス・アルカラス(スペイン)が3回戦に進出した。

地元フランスのリシャール・ガスケと対戦したシナーは、第1セットを6─4で取ると、続くセットも6─2で制し、第3セットは6─4とストレート勝ち。今年の四大大会で9勝無敗と好成績を維持した。

試合後、シナーは「雰囲気が素晴らしい。観客がリシャールを応援していたのは知っているが、皆さん非常にフェアだった。彼は選手として、これまでも今もテニス界に大きく貢献している」と37歳のベテランを称賛した。

アルカラスは予選を勝ち抜いてきた世界ランキング176位のイェスパー・デヨング(オランダ)に6─3、6─4、2─6、6─2で勝利。「たとえ私がランキングのトップでも、トップ100圏外との対戦でも、それは関係ない。勝利したいならベストを尽くすつもりでプレーしないといけない。彼は100位以内に入ってくると思う」と述べた。

ロシア出身で第6シードのアンドレイ・ルブレフはストレート勝ちで2回戦を突破。第9シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)はセットカウント3─1で勝ち上がった。

© ロイター