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種子島産サトウキビを原料にしたラム酒「ARCABUZ(アーキバス)」が、洋酒の世界的な品評会で味は金賞、ボトルデザインでは最高賞を獲得した。鹿児島県中種子町牧川の大東製糖種子島が製造。7月に一般販売を開始する予定で、価格は1本(700ミリリットル)5000円前後としている。
品評会は、イギリスの出版社が主催する「WORLD DRINKS AWARDS」。ラム酒に関する部門で、専門家から「適度な甘さと新鮮な香りがある」といった評価を受けた。
同社は島で栽培が盛んなキビの付加価値を高める狙いで、カクテルなど幅広い飲み方ができる「ホワイトラム」を開発。商品名の「アーキバス」はポルトガル語で火縄銃を意味する。木村成克社長(52)は「種子島の素晴らしい風土が紹介され、世界の方に関心を持ってもらう一助になれば」とコメントした。
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