鹿児島市の児童クラブ待機数59人、前年より5人減 下鶴市長「受け皿の確保進めたい」

記者会見で児童クラブの待機児童について説明する鹿児島県鹿児島市の下鶴隆央市長=30日、市役所

 鹿児島県鹿児島市の下鶴隆央市長は30日の記者会見で、共働きやひとり親家庭の小学生を預かる放課後児童クラブ(学童保育)の5月1日現在の待機児童は59人で、前年同期より5人減ったと発表した。「需要予測の精度を高め、新たな施設整備など受け皿確保を進めたい」と述べた。今後、職員の処遇改善や業務負担の軽減など人材確保にも取り組み、解消を図るとした。同市の認可保育施設の待機児童は4月現在で解消している。

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