今季途中からHC代行を務めたブライアン・キーフがウィザーズの指揮官へ就任

5月30日(現地時間29日、日付は以下同)。ワシントン・ウィザーズは、ブライアン・キーフがフランチャイズ史上26人目のヘッドコーチ(HC)へ就任したことを発表した。

今シーズンのウィザーズは、シーズン途中にウェス・アンセルドJr.前HCを解任し、1月26日のユタ・ジャズ戦からキーフがHC代行として指揮を執り、39試合で8勝31敗(勝率20.5パーセント)を記録。

シーズン全体でイースタン・カンファレンス14位の15勝67敗(勝率18.3パーセント)となり、3シーズン連続でプレーオフ出場を逃したウィザーズは、球団史上ワーストのシーズン戦績へ低迷した。

それでも、キーフHC代行の下、ウィザーズはディフェンシブ・レーティング、ネット・レーティングを改善。対戦相手の3ポイントシュート成功率はリーグで2番目に低い34.5パーセントに抑えていた。

今シーズンからウィザーズのアシスタントコーチ(AC)へ就任していた48歳のキーフは、2005年にサンアントニオ・スパーズのビデオコーディネーターとしてNBAキャリアをスタート。2年目の2007年にスパーズでNBA優勝を経験すると、その後オクラホマシティ・サンダー、ニューヨーク・ニックス、ロサンゼルス・レイカーズ、ブルックリン・ネッツでACを務めてきた。

キーフ新HCがイースト下位に低迷するウィザーズを浮上させることができるか、注目していきたい。

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