青少年赤十字、どう活性化 高校生同士で意見交換/八戸

課題解決に向けて話し合う高校生

 三八地区青少年赤十字指導者協議会高校部会(矢部広明会長)は25、26日、八戸市立小中野公民館で「高校リーダーシップトレーニングセンター」を開催した。市内6校のJRC(青少年赤十字)部の生徒ら約40人が参加し、ワークショップを通して赤十字の理念を学び、活動の活性化につなげた。

 2日間の日程で、赤十字についての講義を受けたほか、ワークショップを通して自分自身を見つめ直し、それぞれの課題に向きあった。最終日に実施したグループワークでは、「今の自分たちができることは何か」について考え、解決策などを意見交換。各班で「JRC部の活動を知ってもらうには」「募金活動を盛り上げるためには」などを話し合っていた。

 青森県立八戸東高3年の坂本稔寧さん(17)は「他校の生徒と交流する機会が少なかったので刺激になった」と充実感をにじませた。【全文】

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