1万人の選手団が来県…ねんりんピックで「日本版ライドシェア」初実施へ 観光や夜の懇親会などの移動を想定 大会後の活用も見据える

鳥取県は今年10月に県内で開催される「ねんりんピック」で、一般のドライバーが有料で人を運ぶ「日本版ライドシェア」を初めて実施すると発表しました。

鳥取県の平井知事は30日の定例会見で、今年10月19日から4日間、県内で開催される「ねんりんピック」で「日本版ライドシェア」を活用することを明らかにしました。

「日本版ライドシェア」は、タクシー会社が運営主体となり一般のドライバーが自家用車を使い有料で人を運ぶもので、県内では初の実施となります。

「ねんりんピック」では全国からおよそ1万人の選手団が来県する見込みで、会場への移動はバスなどを使いますが、ライドシェアは観光や夜の懇親会などの移動を想定しています。

7月~8月にかけてドライバーの募集と研修を行い9月には配車アプリを導入し試験運行を行うとしていて、県は大会後の活用も見据え課題も検証していきたいとしています。

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