「1人でサッカーをやってない」ヴェルディDFが感じた久保建英の“凄さ”。ソシエダとJクラブの違いは?「寄せられても...」

5月29日、東京ヴェルディは久保建英が所属するレアル・ソシエダと国立競技場で開催された親善試合(日本ツアー2024)を戦い、0-2で敗れた。

44分にウルコ・ゴンサレス・デ・サラテのゴ―ルで先制された東京Vは、90+1分にもアルセン・ザハリャンにミドルシュートを叩き込まれた被弾。チャンスを作りながらも、得点を奪えなかった。

右ウイングバックで先発し、ゲームキャプテンも務めた深澤大輝に、ソシエダとJリーグのクラブの違いについて訊くと、「やっぱり一人ひとり個人のスキル」と話し、こう言葉を続けている。

「寄せられても、ボディフェイクで剝がしたり、(プレスに)来たらその逆をいったりという判断と技術はやはり高いなと。それが全員高いんで、だからああいう(繋ぐ)サッカーができるのかなと思いましたし、そこは自分たちも真似できる部分がある」

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また、逆サイドでプレーしていた久保については、「マッチアップしたかったというのもありますけど、失わないところとか、仕掛けるときは仕掛けるし、失わないような判断ができるところはすごいなと思いました」と評している。

「あとは味方も使いながらボールを運んでくるので、1人でサッカーやってないなと感じましたし、それでいて、仕掛けるとこは仕掛けるんで、そのメリハリがしっかりしているから抜けるし、抜けてシュートまでいけるのかな」

ソシエダも久保も、個の技術と連動性のレベルが高いと感じたようだ。

取材・文●江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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