三河が中村太地と橋本晃佑の退団発表…契約満了の両選手とも“青援”に感謝

B1リーグのシーホース三河は5月30日、自由交渉選手リストに公示されていた中村太地と橋本晃佑が、今シーズン限りで契約満了となり退団することを発表した。

山口県出身で現在26歳の中村は、190センチ87キロのシューティングガード兼スモールフォワード。福岡大学附属大濠高校から特別指定選手として三河に入団し、2016-17シーズンにBリーグデビューを果たすと、国内3チームと韓国(KBL)を経て、昨シーズンに三河に復帰。移籍2年目の今シーズンは34試合に出場し、1試合平均2.5得点1.2リバウンド0.9アシストをマークした。

栃木県出身で現在31歳の橋本は、203センチ105キロのパワーフォワード兼センター。宇都宮工業高校から東海大学へと進学後、リンク栃木ブレックス(現:宇都宮ブレックス)でキャリアをスタート。ウィリアムズ・ジョーンズカップの日本代表に選出された実績を持ち、富山グラウジーズへの移籍を経て、2021-22シーズンに三河に加入した。今シーズンは16試合の出場に留まり、0.6得点0.6リアウンド0.1アシストの成績だった。

今回の退団発表に際して、両選手がクラブ公式サイトに寄せたコメントは以下の通り。

▼ 中村太地 コメント
シーホース三河のファンの皆さん、2シーズンありがとうございました。

三河での2年間は、韓国KBLでのプレーを終えて日本で新しい挑戦のスタートでした。新型コロナウイルス感染症の影響で声出し応援ができない時期もありました。解禁となってからの大歓声はプレーを後押ししてくれました。特に今年のホームゲームは満員が続き青援の力の大きさを感じました。青く染まったウィングアリーナ刈谷が「ガチ。」で好きでした。

新体制となり久しぶりのチャンピオンシップ出場を決めた2023-24シーズン。個人のキャリアとして、初めてチャンピオンシップの舞台に駒を進めることができました。

チャンピオンシップに出場するチームの雰囲気、強度を感じられたことは選手全員が経験できるものではないので、とても貴重な経験でした。

この2年間で学んだこと、経験したことを次のステップで発揮していきます。

素晴らしいコーチ、スタッフ、チームメイト、フロント、ファン、関わってくださったすべての人に感謝しています。

▼ 橋本晃佑 コメント
まずは、2023-24シーズンもありがとうございました。

皆さんのご青援のおかげで怪我から復帰もできましたし、辛いときでも踏ん張ることができました。シーホースファン、ブースターのご青援大好きです!今後、どこへ行っても応援してくれたらうれしいです。3シーズン、本当にありがとうございました!

そして、タツヲのお世話役が居なくなってしまうので、来シーズンのメンバーの誰かに後任を任せたいと思います。

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