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米どころとして知られる愛媛県宇和島市三間町では、農業を学ぶ高校生と小学生が古代米の田植えを行いました。
北宇和高校三間分校にある3アールの学習田には、三間小学校5年生の児童およそ40人が訪れ、農業を学ぶ高校1年の生徒4人と一緒に黒米という品種の古代米の苗を手作業で植え付けていきました。
三間分校は来年度からの募集停止が決まっていて、30日に参加した1年生4人は、分校最後の学年になります。
生徒たちは、学校で学んだ知識を生かし子どもたちを補助していました。
(児童)
「泥の中を進んでいると気持ちよかったです」
「下の子は(交流会を)経験できないかもしれないけど、田植えは簡単なものだと思ったけど、実際にやってみると難しくて、お米を作るのにひと手間かけたらおいしくなるとわかりました」
(高校生)
「毎日ご飯が食べられるのはこういう(米作りの技術)のおかげだと知ってもらい、農業の楽しさとかを伝えたい」
30日植えた古代米は、9月に児童と生徒が一緒に刈り取ってイベントなどで販売する予定です。