香り高い風味が“うどん”にいきる小麦「さぬきの夢2009」の収穫最盛期 県内で約9000トンを生産【香川】

温暖で雨が少ない気候を生かして良質な小麦が栽培されている香川県で、オリジナルの品種「さぬきの夢」の収穫が最盛期を迎えています。

黄金色の麦の穂が、初夏の風に揺れています。香川県綾川町の生産者、川染さんの圃場では「さぬきの夢2009」の収穫が先週から始まりました。さぬきうどんのために開発された「さぬきの夢」は香り高い風味が特徴で、現在県内で約9000トンが生産されています。このところ雨が多く生育への影響が心配されましたが、収量は平年並みと見込まれています。

(KAWASOMEファーム 川染常男さん)
「おいしい小麦なんです。ぜひ香川県産の小麦、食べてみてください」

香川県ではパン用の小麦「はるみずき」の栽培も3年前に始まっていて、消費の拡大につなげたい考えです。

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