「垣根越え一つに」 青森県ゆかりのアーティスト21組が集結、青森市で音楽イベント 6月8、9日

イベントに出演する(左から)モモさん、d-iZeさん、坂本さん、多田さん、実土里さん=30日、青森市

 青森県ゆかりのアーティストによる音楽イベント「HOMETOWN MUSIC LIFE(ホームタウン・ミュージック・ライフ)2024」が6月8、9日の2日間、青森市の「ねぶたの家ワ・ラッセ」西の広場で開かれる。昨年6月に続き2回目の開催。今年は飲食物やレザークラフトなどの12店が出店するほか、出演ステージは前回よりも幅や奥行きを大きく設定し、より大規模なイベントを目指す。

 30日、同市で記者会見を開き、イベント企画者で南部町出身のシンガー・ソングライター坂本サトルさん、弘前市在住の音楽家多田慎也さん、同市在住のタレントd-iZe(ダイズ)さん、三沢市在住のシンガー・ソングライターモモさん、弘前市のボーカルユニット「ライスボール」の実土里さんが集まった。イベントにはポップス、民謡、手踊りなど、多ジャンルのアーティスト・団体21組が出演予定だ。

 昨年は「東北絆まつり」との共同開催で1万3千人を動員。今年はイベント実行委員会が単独で開く。「今回が第1回目のようなもの」と坂本さん。「津軽と南部、若手アーティストとベテラン、観客と出演者…いろいろな垣根を越えて一つになれたら」と意気込んだ。

 両日とも観覧無料。午前10時50分から午後6時まで。会場には、イベント制作費を募る「サポートボックス」を設置する。出演アーティストの詳細は同イベント公式サイトで。

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