のべ70回 7万7672円の残業代過大請求で男性職員に減給処分 時間外勤務多く調査で発覚=静岡市

実際には勤務していないにも関わらず過大に残業代を申請し受給したとして、静岡市は、30代の男性職員を減給処分にしました。申請は延べ70回に及んだということです。

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減給1か月(10分の1)の懲戒処分を受けたのは、駿河区役所に勤務する30代の男性職員です。静岡市によりますと、男性は2022年4月から2023年2月の間、実際に働いていないにも関わらず、延べ70回、36時間45分の時間外勤務を申請し、あわせて7万7672円を過大に受給したということです。

時間外勤務が多いことを不審に思った上司が退庁記録と照らし合わせたところ、問題が発覚したということです。30代の男性はすでに受給分を全額返納していて、反省しているということです。

静岡市はこのほか、信号無視で交通事故を起こした子ども未来局に所属する40代の女性職員と、不適切な事務処理を行った当時、教育委員会に在籍していた50代の男性職員をそれぞれ、減給1か月(10分の1)の処分としています。

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