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現地5月29日、シカゴ・カブスは敵地でミルウォーキー・ブルワーズと対戦し、6対10で敗れた。10度目の登板で6勝目を狙うカブス先発の今永昇太は、4回1/3、81球を投げて、被安打8、被本塁打2、奪三振1、失点7でMLB初黒星を喫した。
今永は前回の登板(5月24日のセントルイス・カーディナルス戦)が雨天中止となり、中10日で先発。米放送局『CBS Sports』は、「カブスはイマナガの登板を一度スキップし、追加の休養日をプランニング。しかし、中10日の計画が裏目に出た。ブルワーズに許した7失点は、最初の9登板53.2イニングで許した合計失点と同じだった」と伝えた。
今永は初回、3番クリスチャン・イェリッチに2ラン本塁打を浴びた。2回は無失点で切り抜けたものの、3回に打ち込まれた。1死一、三塁で4番ウィリー・アダメス、5番ゲリー・サンチェスに連続適時打を打たれると、7番ブレイク・パーキンスにソロ本塁打を許して7失点。4回は三者凡退に打ち取ったが、5回1死からアダメスに四球を与えた場面でマウンドを降りた。
米メディア『Yahoo Sports』のジェイソン・オーウェンズ記者も、「イマナガも人間だ。9度の登板で5勝0敗、防御率0.84と歴史的スタートを切ったカブスの新人左腕は、ブルワーズに手荒く打ち負かされた」と、今永のMLB初黒星を報じている。
それでも、オーウェンズ記者は「いいニュースもある」と記し、「打たれたとはいえ、シーズンを通じての防御率は1.86。依然として素晴らしい数字を残している」と、大炎上した今永を否定しなかった。
構成●THE DIGEST編集部