6月4日から別府市で「かんなわ蒸し通りずむ」 新しい湯治体験5部門33プログラムを用意【大分県】

「かんなわ蒸し通りずむ」への参加を呼びかける鉄輪ツーリズムのメンバー=別府市鉄輪

 【別府】新しい湯治体験を提供するイベント「かんなわ蒸し通りずむ」が6月4日、別府市鉄輪地区で始まる。「鉄輪ツーリズム」(安波治子代表)の主催。地獄蒸し料理のコンテストや温泉宿での音楽療法セラピー、湯けむり散歩など地域ならではの体験を楽しめる。30日まで。

 語呂合わせで「蒸しの日(6月4日)」に合わせて毎年開いている。7回目。今年は▽食▽鉄輪時間▽温泉とヘルスケア―など5部門の計33プログラムを用意した。医師で慶応大大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任教授の稲葉俊郎氏を招いた講演会(30日)では「未来の医療としての湯治」をテーマに語ってもらう。

 「心も体もリラックスできるメニューをそろえた。湯治に触れたことのない人に体験してもらいたい」と安波代表。

 プログラムによっては予約が必要。詳細は公式ホームページで。

 問い合わせは事務局の冨士屋一也百ホール(0977.66.3251)。

© 有限会社大分合同新聞社